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高野山 奥の院へ行く の巻

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今週水曜日、和歌山県にある世界遺産、高野山へ行ってきました。
火曜日の夜、仕事を終え旦那さんの実家に泊らせていただき
次の日の午前中に出発しました。車往復で4時間程かかります。

実は写真をバシバシいっぱい撮る予定だったのですが、旦那さんに
「こんなところで写真撮ったらアカン!変なもの写ったらどおするんや。」
と止められ、写したのはこの1枚のみ、奥の院の入り口だけとなってしまいました。

入り口を入るとまず目に飛び込んでくるのが、大企業の新しいお墓お墓お墓。
えっ、宣伝目的だよね?と思われる新しい綺麗で巨大な企業名の彫ってあるお墓。
しろあり駆除会社と思われるものや、日産、マツダ、UCC上島はコーヒーカップ、
宇宙開発関連企業のお墓は巨大なロケットの形でした・・・。
しかも、企業系のお墓には必ず名刺を投函するBOX(墓石で出来ている)が付いて
おりなんだかなぁ・・・。

今も昔も高野山にお墓を持つことはある種のステイタスなんですね。

そんな企業系のお墓+一般人のお墓エリアを抜けるといつ建てられたか謎の
戦国武将系お墓エリアが出現します。
戦国時代大好き人間な旦那さんはじっくり鑑賞。
私は大きなお墓を見つけては「これ誰?有名?」という質問を投げかけ解説を
させながらサクサク進んで行きました。

豊臣秀吉のお墓が一番立派でした。織田信長のお墓は凄く小さかったです。
多分、あれは本当のお墓じゃないんでしょうねぇ。本墓と分墓っていったらいいのかなぁ?

戦国エリアを抜けて、仏像が15体(だったと思う)が建っているエリアに到着。
お賽銭を1体1体に投げ入れて、仏像の足元に設置してある柄杓で水をすくい
仏像にかけ手を合わせます。
15体あるので、全部終えるまで結構時間がかかります。
すぐ近くにミニ卒塔婆(名前わからんとです)みたいな薄っぺらい木にお経が
書いてあって、それに名前(○○家)を入れてもらって、仏像の足元にある籠に入れる。
っていうサービス(結構なお値段するみたい。)をお義父さんがお願いしてて
うちの実家の分までしてくださいました。ありがとうございます。

その仏像エリアをすぎると撮影、録音禁止のお寺エリアに入ります。
お寺の内部に入ると、奥でお坊さんがお経をあげていました。
手前にはいろいろなグッズ(お守りとか線香、ろうそく)を売っている売店と呼ぶ
にはちょっと違うかなぁ。なところがあって、そこで働いているお坊さんが
めちゃくちゃ若くて、かっこいい人ばかりで、なんだかもったいないと思って
しまいました。あの業務も修行の一環なのかしら?

そのお寺の地下に入りますと、掌サイズの弘法大志像?がところ狭しと並べられている
お部屋があります。天井には灯篭がこれまたところ狭しと吊り下げられています。
値段はよくわからないですが、結構な額を払うと灯篭や弘法大師像を管理してもらえるみたい。

今回は旦那さんのおばあちゃん(80代後半)も一緒に行ったのですが
「○☆×◇◎(お経っぽい)・・・ 今年も来させていただいてありがとうございます。」と
唱えながらお参りをしている姿が印象的でした。

私みたいにミーハーな気持ちで来てはいけない場所なんだなぁと反省。
今度来るときはある程度勉強してから来ないとだめだなぁと痛感しました。

旦那さんは小さい頃から毎年、高野山に連れてこられているそうで、伊勢神宮とかにも
行ったことがあるらしく(本人は記憶にない)、道民の私からすれば凄くうらやましい事
なのですが、本人はあまり自覚がないんですよねぇ。なんだかなぁ・・・。

グネグネ山道をひたすら車で登っていくので正直かなりしんどい(車酔いMAX)ですが
また行きたいですね。

ちなみに高野山の気温は21.4度でした。
by arinosu-tanken | 2010-09-17 10:49 | life
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